はじめに:スタンダードプードルに惹かれている人へ
スタンダードプードルは「飼いやすい?」「大型犬だけど初心者でも大丈夫?」と気になっていませんか?
優雅な見た目に、愛情深く賢い性格。
さらに高いしつけのしやすさと社交性を兼ね備えた、まさに理想的な家庭犬と言えます。
ただし、大型犬ならではの注意点や日々のお世話のポイントも知っておく必要があります。
この記事では、スタンダードプードルの性格・体重・飼育のコツ・準備すべきものを初心者向けにわかりやすく解説します。
飼育を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
スタンダードプードルの性格は?飼いやすさのポイント

スタンダードプードルはとにかく賢く、人とのコミュニケーション能力が高い犬種です。
しつけもしやすく、家庭犬として非常に人気があります。
- 知能が高くしつけやすい
非常に学習能力が高く、指示を理解しやすいため初心者でも比較的しつけがしやすい犬種です。
反面、放置すると自己流の行動を覚えてしまうこともあるので注意が必要です。 - 家族に対して愛情深い
家族と一緒にいるのが大好き。
信頼関係を築くとまるで家族の一員のように振る舞います。 - 穏やかで社交的
子どもや他のペットとも仲良くできる場面が多く、多頭飼いにも向いています。
ただ、もちろん最初の慣らし方は大切。
無理なく距離を縮めていけば自然と仲良くなります。 - 繊細な一面も持つ
人との関わりを求めるため、長時間の留守番はあまり向いていません。
家族と一緒に過ごす時間を多く持つことが理想的です。
▼大型犬の留守番トレーニング方法も参考にしてみてください
【大型犬の留守番対策】一人暮らし・共働きでも安心して暮らすための5つの対策
- 活発で運動好き
毎日の散歩やドッグランでの運動が欠かせません。
遊び好きなので、ロングリードを使って走らせたり、頭を使う遊びを取り入れたりするのが良さそうです。
▼散歩デビューのタイミングや注意点はこちら
【大型犬の子犬】散歩デビューはいつから?始める時期と5つの準備ポイント
スタンダードプードルの体重・大きさの目安【子犬〜成犬まで】

スタンダードプードルはプードルの中でも最大サイズ。
成長段階ごとの体重・体高の目安はこちらです。
成長段階 | 体重 | 体高 |
---|---|---|
生後3ヶ月頃 | 4.5〜6kg | 25〜30cm |
生後6ヶ月頃 | 15〜20kg | 45〜50cm |
成犬(1歳以降) | 20〜32kg | 45〜60cm |
成犬になると中型犬とは明確に違う大きさになるので、室内飼育をする場合もスペースの確保が重要です。
室内だけでなく、毎日の散歩や運動も含めて活動できる環境を整えると安心です。
スタンダードプードルを飼う時に知っておきたい注意点

毎日の運動はしっかり確保
朝夕の散歩はもちろん、ドッグランや広場で思いきり走る時間も大切です。
運動不足はストレスや問題行動につながるので、体力に合わせて十分な運動量を確保します。
また、体だけでなく頭を使う遊びを混ぜると、落ち着きやすくなるそうです。
▼遊びにおすすめのおもちゃも紹介しています
大型犬でも壊れにくい!最強おもちゃ9選|運動不足も解消できる遊び方付き
しつけは「早め&一貫」がコツ
スタンダードプードルは学習能力が非常に高いため、しつけもスムーズに入ります。
逆に、放置すると都合の良い行動もすぐ覚えてしまいます。
子犬の頃からルールを決めて一貫した対応を続けることが重要です。
▼しつけのコツはこちらでも詳しく紹介しています
初めてでも大丈夫!大型犬の子犬と楽しくスタートするしつけ&育て方のヒント
▼社会化期トレーニングについてはこちら
子犬の社会化期にやっておくべき10のこと|大型犬もしっかり育つしつけ術
被毛ケアは計画的に
スタンダードプードルの特徴的なカールした被毛は、抜けにくいけど伸び続けるという特徴があります。
- トリミングは3〜6週間ごとが理想的
- 毎日のブラッシングで毛玉を防止
- 耳・目・足裏のケアもこまめに行う
多少手間はかかりますが、こまめにケアしておけば皮膚トラブルの予防にもなるので、習慣にしてしまうのが良さそうです。
▼スタンダードプードルは抜け毛が少ない犬種ですが、被毛ケアのコツもご紹介
毛が抜けにくい大型犬5選!初心者でも飼いやすい犬種&抜け毛対策
健康管理は日頃から意識しておく
大型犬に多い股関節形成不全や、皮膚トラブル、耳の感染症など注意したい病気もあります。
定期的な健康診断と早期のケアで大きなトラブルは防ぎやすくなります。
スタンダードプードルとの暮らしをイメージしてみる

実際に飼う前に、準備しておきたいことを整理しておきます。
- 広めの生活スペース
クレートやサークル、移動しやすい室内レイアウトを考えておくと快適に過ごせます。
電気コードをかじったり、誤飲防止のための環境づくりもあらかじめ必要です。 - 食事管理
成長段階や運動量に合わせて、大型犬に合ったドッグフードと適切な量を与えることが基本です。 - 日常ケア用品
ブラシ、爪切り、耳掃除用品、歯磨き道具などを準備しておくとスムーズにケアができます。 - 安全なおもちゃ
歯の成長やストレス発散、お留守番の時のひとり遊び用など。 - 家族全員の協力
しつけやお世話を家族全員で取り組める環境が理想です。 - ペット保険
大きい分、医療費もかさみがちなので、備えがあれば安心です。
▼家族全員で社会化期の接し方について共有しておきましょう
子犬の社会化期にやっておくべき10のこと|大型犬もしっかり育つしつけ術
スタンダードプードルはこんな人に向いている

- 犬とのコミュニケーションを楽しめる人
- 散歩や運動が日課にできる人
- トリミングやケアを面倒と感じず続けられる人
- 家族で協力し、家族の一員として犬を迎えたいと考えている人
スタンダードプードルは手をかけるほどに、信頼関係が深まり、家族のような存在になります。
大型犬全般に言える事ですが、体が大きい分、「家族の一員」という感覚が大きくなると思います。
まとめ:準備を整えて理想のパートナーに

スタンダードプードルは、賢く愛情深いパートナーとして非常に魅力的な犬種です。
性格や体格、飼育のポイントを把握してしっかり準備を整えれば、一緒に過ごす時間は本当に楽しく、充実したものになるでしょう。
本格的に迎え入れることを考えたら、ブリーダーやペットショップで実際に会ってみるのもおすすめです。
直接触れ合うことで、自分のライフスタイルに合うかどうかをしっかりイメージできるはずです。
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